くっすんが「ただいま」と言える場所を ~楠田亜衣奈3rdライブツアーを終えて~
楠田亜衣奈さんの3rdライブツアー「アイナンダ!」。
9/1(土)の東京2公演をもって全公演が終わりました。
くっすんも、くっすんのライブを支えてくださっていたスタッフの皆さんも、楽しそうに演奏してくれたバンドメンバーの皆さんも、皆さん本当にお疲れ様でした。
私は昨年のツアーを全通したのですが、これが本当に楽しくって。
今回のツアーも気づいたら全通していました。
全通した上で感じたのは、衣装も、演出も、セトリも全部が想像以上だったということ。
何より、1か月間で6都市8公演という過密な日程の中で、平成最後の夏をくっすんと共に駆け抜けられたのは本当にかけがえのない思い出になりました。
7月に発売されたばかりの最新ミニアルバム「アイナンダ!」のリードトラック「アイナンダ!」から始まり、みんなでの振り付けも楽しいロックナンバー「ただいまを歌おう」、ライブVer.のアレンジが強烈だった「Anniversary」「ハッピーシンキング!」、過去アルバムからの定番曲「POWER FOR LIFE」「First Sweet Wave」など…。
新旧を織り交ぜつつ、今回のツアーのテーマである「愛」を感じる楽曲の数々。
今回の衣装は、私の中で過去最高の衣装だったと思います。
「ハッピーシンキング!」曲中でのブルー→ピンクへの瞬間衣装チェンジの演出もすごかった。
初日の名古屋公演では一瞬何が起こったのか分からなくて「え!?えっ!!??」と困惑してしまったのを覚えています。
※衣装画像は下記リンクより楠田さんのインスタ投稿を参照。
https://www.instagram.com/p/BnN0eZ8B_dD/?utm_source=ig_web_button_share_sheet
そして、チェンジ後のピンクドレスでのダンスが本当に可愛い!
「恋愛対象Countdown」
「会いたいよでも言えないの」
「Melty Valentine♡」
かわいらしいダンスが特徴的な3曲を並べた構成には「やられた」といった感じです。
楠田さんのライブを語る上で外せないのは、ステージ上の楠田さんらしい自由奔放な振る舞い。
・「つかれた」「暑い」「おなかすいた」
・ドレスの衣装で胡坐をかく
・MC中唐突にバナナをもぐもぐする
・その場のノリで首にかけてたタオルを観客席に投げ入れる
・演奏中のギタリスト(Ommyさん)に向かって背後から物を投げつける
でも、こんなステージ上の自由奔放でおちゃらけた行動も、くすサポのことを心から信頼しているからこそできてしまうのかな、と思うのです。
アンコールのセトリは全公演固定だったのですが、タオルを回すロックナンバー「オーマイダーリン」、楠田さん自身が作詞をした「やさしいヒカリ」「アイ・アム」という珠玉の3曲構成。
「やさしいヒカリ」はファンレターの返事として書かれたバラード。
各公演の最後を飾った「アイ・アム」はクラップの入ったポップなミディアムチューンなんですが、詞は曲名通り、楠田さん自身について書かれていまして。
ラスト付近、「この先」について歌った部分はみんなで大合唱。
(初日の名古屋ではみんな歌詞を覚えておらず楠田さんに怒られましたが・・・)
ツアーファイナルの東京夜公演では「やさしいヒカリ」の2番あたりから堰を切ったように涙が止まらなくなってしまい、顔をぐっしゃぐしゃにしながら大号泣。
でも、この時の私は
「ツアーが終わるかと思うと寂しい気持ちが…」
「ツアーの思い出が走馬灯のように…」
なんてことはなくて、むしろ頭の中は空っぽに近いくらいだったんです。
だから、この止まらない涙が何に対しての、どういう感情からの涙なのか、自分でもよく分かっていなくて。
そもそもこんなに泣いたこと自体がいつぶりだったか思い出せないくらい。
でも、公演が終わった直後、とにかく幸せな気持ちだけが残ったので、「いい涙」だったのかな、と思います。
インターネットで気軽に言葉を発信できるようになった時代。
くっすんに向かって心ない言葉を浴びせるような人も少なからずいます。
でも、こういう時代だからこそ
そういう言葉を掻き消すくらいの
たくさんの愛を
みんなでくっすんに伝えていけたらと
そう思うのです。
いつでもくっすんがくすサポの前で
「ただいま」と言えるように。