今だからこそ!ロマサガ2のススメ
昨日(12月15日)、スクウェア・エニックスから「ロマンシング サガ2」(ロマサガ2)がスマートフォンとPSVita向けに配信されることが発表された。
ロマサガ2は、当時のスクウェアから1993年に発売されたスーパーファミコン用RPGである。ロマサガシリーズはドラクエやFFほどの知名度はないが、今なおコアなファンが多く存在する名作だ。
しかし、せっかくこんな名作が現代に蘇るのだから、コアなファンだけがプレイするのではもったいない!!!
ロマサガ2が大好きな僕としては、ロマサガシリーズを全くやったことがないという人にもこれを機に是非プレイしてほしいので、ロマサガ2の魅力を簡単に書いていこうと思う。
まず、ロマサガシリーズは、非常にプレイの自由度が高いことが特徴だ。
イベントをどういう順番でやるか、どの選択肢を選ぶか、どんなキャラをパーティに入れるか、どんな技・術を覚えさせるか…すべてプレイヤーの自由だ。
とにかく何度遊んでも飽きることがない。
王道のプレイから外れてあえてバッドエンドになりそうな選択肢を選んだり、強さ度外視で好きなキャラだけを入れたパーティを組んだり、術士系のキャラにあえて武器を使わせてみたり…。
本当に楽しみ方が無限大なのだ。
ロマサガ2では、プレイヤーは帝国の皇帝となり、各地を巡って様々な事件を解決したり、自国の領土を拡大するために奔走したりする。
また、プレイヤーとなる皇帝は1代だけでなく、皇帝の力を次の代の皇帝に伝承させながら、1000年以上の年月に渡って何代もの皇帝を操作することになる。
自由度が高いのはシリーズ共通の特徴であるが、何代にも渡って国家を統治するというシナリオのスケール感は2特有の魅力であると言える。
また、音楽やグラフィックも良い。
音楽は「パズドラ」でもおなじみの伊藤賢治氏が手がけており、美しい曲からかっこいい戦闘曲まで、とにかくロマサガ2というゲームの魅力を最大限に引き出す名曲ばかりが揃っている。特にシナリオ上で重要なボスとの戦闘で流れる「七英雄バトル」という曲はとても熱い。ぜひ実際にプレイして聴いてみてほしい。
グラフィックに関しては、特に敵となるモンスターのドット絵は特筆すべきものがある。巨大なドラゴンであったり、おどろおどろしい怪物であったり、迫力満点のモンスターが繊細に描き込まれたドット絵で表現されているのだ。
さらにもう1つ、僕が推したいのはロマサガ2の初心者にも優しい仕様である。
・戦闘後にHP全回復
ロマサガ2においては、戦闘で減ったHPは戦闘が終われば全回復する。
いちいち戦闘後にホ●ミやケ●ルで回復する必要はない。
たとえHPが0になって気絶しても死なない限りは全回復してしまう。
・100%逃走可能
ロマサガ2には戦闘中に敵から逃げるための「退却」というコマンドがある。
このコマンドは実行した瞬間100%逃げられる。
もちろんボス等の退却不可能な敵はいるが、その辺でエンカウントする雑魚敵相手なら確実に逃げることが出来るのだ。
強い敵が出たら即逃げる、なんてプレイも不可能ではない。
・どこでもセーブが可能
ロマサガ2は移動中であればどこでもセーブができる。
セーブする度に教会の神父に頼るRPGとは違う。
たとえラスボスの直前であろうとセーブができるのだ。
さあ!こんな親切設計のRPG・ロマサガ2を是非プレイしよう!!!
※この記事の内容はスーパーファミコン版に基づいており、今冬配信予定のスマートフォン/PSVita版では仕様が変更になっている可能性があります。